2021.11.12(金) 11:07
今日は、京浜急行線・新馬場駅南口近くにある駄菓子屋「稲垣商店」に行ってきました。
住宅街の中に昭和の面影を残しひっそりと佇む「稲垣商店」。目の前に御嶽稲荷神社があり、周りの雰囲気も下町のような懐かしさを感じさせます。
同店は、店主・稲垣ヒデ子さんのおじいさんとおばあさんがタバコ屋として開業し、戦後になって駄菓子も取り扱うようになりました。創業から100年以上経った今、会社員をしていた稲垣さんがお店を継ぎ、お店を切り盛りしています。
実はこの場所は、4人組ロックバンド「sumika」のアーティスト写真の撮影場所として使われ、ファンの中では有名な聖地。稲垣さんは、撮影からしばらく経ったころ、突然ファンの方々がお店の前に並ぶようになったことに、かなりびっくりしたそうです。
「キャベツ太郎」、「にんじん」、「サワーペーパーキャンディ」、「ベビースター」といった主要な駄菓子はもちろん、壁一面にはおもちゃの数々が並びます。ビーズからスーパーボール、BB弾銃、シャボン玉など幅広いラインナップです。
あんずボーを大人買いするお客さんに出会いました。ご夫婦で一緒にハマっているため、ストックしておきたいのだとか。「冷凍のあんずボーを、お酒に入れて楽しんいるんですよ」と教えてくれました。もちろん、そのまま食べてもおいしいんだそう!
お店に入るときは、左側にあるカゴを持って商品を選んでいきましょう。使い終わったら綺麗に元の場所に戻して、次に使う人が気持ちよく使えるようにしましょうね。
ちょっと懐かしい気分を味わいたいときに、お散歩がてらに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。まだ食べたことのない駄菓子に出会えるかもしれません。
※記事中の店舗情報は2021年10月25日時点の内容です。店舗の営業時間、提供内容は変更となる場合がありますのでご了承ください。
稲垣商店
住所:
〒140-0004 東京都品川区南品川2-9-11
交通アクセス:
京浜急行線・新馬場駅南口 徒歩約3分
電話:
03-3471-8409
営業時間:
14:00〜19:00
定休日:
不定休