2019.11.20(水) 6:00
今日は、旧東海道品川宿にお店を構えるお茶処「若素園」に行ってきました。
佇まいに歴史を感じる店構えです。外にはおすすめの商品が並びます。
お店に入るとお茶のかぐわしい香りが漂ってきました。
若素園さんは1916年に五反田で創業し、1945年の新馬場に移転。現在は、3代目が切り盛りする歴史あるお茶処です。日本茶をメインに販売し、抹茶やほうじ茶、深蒸し煎茶など幅広く取りそろえています。
お店を訪れたお客さんは、まず「接茶(せっちゃ)」でおもてなしを受けます。季節に合わせてお茶の種類が変わるため、四季おりおりの味わいを楽しめます。まずはホッと一息ついてもらってから、好みのお茶を見つけるお手伝いをしているそう。
品川にちなんだお茶として、抹茶入り玄米茶「北の天王祭」(左)と煎茶「おいらん道中」(各540円)を販売しています。祭りの思い出を手元に残せるようにという思いが制作のきっかけだったのだとか。
パッケージには、北の天王祭としながわ宿場祭りの写真を使用し、品川の歴史あるお祭りの様子を情緒豊かに伝えています。
若素園さんのお茶の大きな特長は、茶葉を強めの火入れで仕上げ加工していること。これにより香りを引き出し、深い味わいになるのだそう。きゅうすで淹れたお茶は一口飲むとやさしい甘味が口いっぱいに広がります。
店内にはゆっくり腰を下ろしてくつろげるスペースも用意されていますよ。地元の方が買い物帰りに立ち寄ることも多いそう。
自分用のお土産や大切な人への贈り物にもぴったりです。たまにはゆっくりとお茶を楽しんでみては。
若素園
住所:
〒140-0001 東京都品川区北品川2-6-13
交通アクセス:
京急線 新馬場駅 徒歩5分
電話:
03-3471-3582
営業時間:
10:00~19:30
定休日:
日曜・祝日