わくわく しながわ日和

田中屋製菓

2019.07.17(水) 6:00

都内唯一の卵ボーロ専門工場に潜入! 
不動前の「田中屋製菓」の工場見学をしてきたよ♪

今日は、不動前の卵ボーロ専門工場「田中屋製菓」に行ってきました。

卵ボーロの甘いにおいがしてきたよ。

卵ボーロは卵黄と砂糖、ジャガイモのでんぷんで作られるシンプルなお菓子。1927年創業、90年以上の歴史を持つ田中屋製菓さんは、そんな卵ボーロの都内唯一専門工場です。

工場のそばを通ると、卵ボーロの甘い匂いが漂ってきます。

卵ボーロの製造がメインですが、地域の人に会社のことをもっと知ってもらうために30年ほど前から直売を始めたそう。直売工場ならではの安さに、地元にお住まいのご家族連れや年配の方がよく買いに訪れるのだとか。

直売では、「たまごボーロ 久助(きゅうすけ)」「素焚糖(すだきとう)卵黄ボーロ」(以上70円)、「森のたまご 卵黄ボーロ」(110円)の3種類を販売しています。

ころころした形がかわいいね♪

しながわみやげに認定された「素焚糖卵黄ボーロ」は、奄美諸島のサトウキビから作られた素焚糖を使用し、やさしい甘さとコクのある風味が特徴です。口溶けがいいので赤ちゃんのおやつにも。

今回は、卵ボーロが作られる様子を特別に見学しました。写真は、生地を機械に投入しているところ。工場内は甘い香りでいっぱいです。

サイコロ状にカットした生地をローラーで回転させ、角を丸くしていきます。昔は、ザルを使って手作業で丸めていたというから驚きです。

ぷっくりふくらんできたね。

成形した生地をオーブンで焼き上げると、ぷっくり膨らんで、普段目にする卵ボーロになりました。手のひらにすくって、そのまま口に放り込みたくなっちゃいます。

代表の田中秀幸さんは「素材の風味を大切にして香料や着色料を使用せず、お子さんに安心して食べてもらえる卵ボーロを作っています。これからも変わらない味をお届けしていくつもりです」と話してくれました。

シンプルな素材の味を生かしたやさしい甘さの卵ボーロ。そっと口に含むと、どこか懐かしい思い出がよみがえる気がします。不動前あたりを訪れたときは、ふらりと立ち寄ってみては。

食べるとやさしい気持ちになったよ。

田中屋製菓

住所:
〒141-0031 東京都品川区西五反田6-17-31

交通アクセス:
東急目黒線 不動前駅 徒歩8分
JR山手線 五反田駅 徒歩15分

電話:
03−3491−4745

営業時間:
9:00〜16:00(直売のみ)

定休日:
土曜・日曜・祝日

web:
http://www.tamagobolo.co.jp/

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